広報担当もこう話している。
「綺世と英語だけで全ての会話が成り立つとは言えませんが、いまの彼は大抵のことは理解できています。
綺世はミックスゾーンで最もリクエストされる選手です。なぜなら、日本人のジャーナリストや特派員が常にいますから。
彼にはいいユーモアがあって、グループ内でもよくやっていますよ。同じ名前の植田直通もいましたが、彼はいつもひとりで本を読んでいました。綺世はもっと社交的です」。
夫人と生活する上田は愛車で毎日スタジアムにやってくる。金髪に変えた日本のトップストライカーは外見を重んじるし派手だ。
「それが許されるのは、綺世が綺世だからさ。彼は常に自分らしくあり、冗談も好き。その点で彼は一般的な日本人とは違うかもしれない。やや無頓着だが、決して手は抜かない」とデ・ヴルフは話していた。
セルクルには同じく鹿島アントラーズ出身の植田直通も所属していたことがあるが、上田のほうがより社交的だそう。
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なお、モナコとセルクルは、ロシアの実業家ドミトリー・リボロフレフ氏が保有している。