ベルギー1部のセルクル・ブルッヘでゴールを量産している日本代表FW上田綺世。
移籍1年目で今季17ゴールを叩き出しており、この夏のステップアップ移籍は必至とみられている。
『Het Nieuwsblad』では、その上田の特集を伝えた。
この日本人ストライカーはリーグでセンセーションを巻き起こしているひとりであり、ゴールを保証してくれる。
彼は間違いなく移籍市場で争奪戦になるだろう。セルクルにこのタイプのフィニッシャーがいたのは、亡きヨシップ・ウェバー以来だ。
彼を連れてきたスポーツディレクターはいい仕事をした。セルクルがプレーオフに進出すれば、その価値が何倍にもなることは間違いない。
上田は高額な昇給を期待しているだろうが、(セルクルの)オーナーであるASモナコに見返りを与える絶好の機会にもなるだろう。
アシスタントコーチのジミー・デ・ヴルフは昨夏から上田とともに仕事をしてきたが、このストライカーを絶賛している。
「何よりも非常に効果的だが、クイックだし、ものすごく良いキックもある。走り込む場所を完璧に理解していることで、自分のためのスペースができるし、最高の効率性も引き出せる。
ジャンプ力もある綺世は完成されたストライカーだ。大柄なDF相手に対しても、小さな体格ながら踏ん張りがきく。
言葉の壁はあるが、彼は英語を勉強しており、すでに改善されている。
戦術的なことはまだスマートホンの翻訳を使っているが、あのパフォーマンスからすると、全てをよく理解しているようだ」。