イングランド・プレミアリーグは29日、アレックス・ファーガソン氏とアーセン・ヴェンゲル氏の殿堂入りを発表した。
マンチェスター・ユナイテッドとアーセナルで長く指揮官を務め、数々のタイトルを獲得してきた両監督。プレミアリーグの覇権を長年争ってきたライバルであり、記者会見では良く舌戦を繰り広げてきた。
そして今回その両者が同時にプレミアリーグの殿堂入りしたことが発表され、栄誉あるトロフィーを受け取ることになった。なお、監督としては二人が初の受賞となる。
『The SUN』によれば、アレックス・ファーガソン氏はアーセン・ヴェンゲル氏についてこう話していたそう。
アレックス・ファーガソン
「監督を引退してから何年もの間、彼がよく知っているスイスの小さなレストランで一緒に夕食をとっていたよ。
彼は本当に面白い人で、一緒にいることを楽しんでいたよ。しかし、ワインを選ぶのは私の仕事だね!」
またアーセン・ヴェンゲル氏もファーガソンとの関係を以下のように話したという。
アーセン・ヴェンゲル
「二人のボクサーが狂ったように戦い、そしてともに遠くまで歩んでいくようなものだよ。
結局はお互いにリスペクトしているし、彼と会えることは本当に素晴らしい機会なのだ。良いワインのボトルをともに開け、昔の戦いの記憶を思い出すのさ」
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現場で指揮をしていたころは対立をしていたが、監督を離れてからはスイスで食事に行ったこともあるほど良好な仲になったそうだ。