プレミアリーグ第21節、リヴァプール対チェルシー戦は0-0のスコアレスドローとなった。ともに苦しい状態にある強豪同士の対決は最後までゴールが生まれず。
リヴァプールのユルゲン・クロップ監督はこの試合が通算1000試合目の指揮。試合後にそのことについて聞かれると、「アーセン・ヴェンゲルは1000試合目に0-6で負けたので、そうならなくて本当によかったよ」と冗談交じりに話していた。
アーセナルを長年指揮したヴェンゲル監督は、プレミアリーグ通算1000試合目となった2014年のチェルシー戦で6-0の完敗を喫している。
ヴェンゲルはその二の舞にならなくてよかったとジョークのネタにしていたようだ。そのうえで、「前半も後半も立ち上がりはよかった。いい時間帯もあったが、それを維持できなかった。(復調に向けた)小さな一歩だ。チェルシー相手のクリーンシートだが、チャンスはあまり作れなかったし、相手も同じだ。後半は情熱と明確な組織で守ったが、そういう状況に深入りしすぎた。最終的には0-0でOKさ、こういう段階を受け入れなければいけないからね」とも述べていた。
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なお、クロップ監督はマインツを指揮した2001年から21年がかりで1000試合に到達している(マインツ270試合、ドルトムント319試合、リヴァプール411試合)。