ワールドカップ後も日本代表を指揮することが決まった森保一監督。
恒例のTeam Camで、ウルグアイ戦後のミーティングで選手たちに伝えた話が明かされた。
指揮官はこう問いかけていた。
「W杯で勝つために、例えば、アルゼンチンだったりとか他の今までの優勝国もそうだけど、国技でやってるような国じゃないと勝てない。
って、俺はあらためて、(コーチ時代も含めてW杯)2大会に行かせてもらって感じているし。
もちろん、競技だけで突き抜けて強くならないといけないけど、色んな人に日本サッカーチームの一員となってもらって、メディアであったり、??のみなさんであったり、っていうところのパワーをもらいながら、我々のエネルギーにしていくっていう輪を広げていくっていうことは絶対的に大切だと思う。
ヨーロッパでいま皆がやってて、ヨーロッパ(のサッカー)は100年以上の歴史があったりとかして、当たり前にサッカーは特別で、サッカーの文化が生活に根付いているなかで見てもらえるけど、日本はまだまだ。極端に言えば、たかがサッカーぐらいのまだ認識だと(思う)。
でも、皆がW杯で頑張ってくれて、普段所属チームで頑張ってきてくれてることで、されどサッカー、やっぱサッカーってすごいんだ、スポーツってすごいんだ、アスリートってすごいんだって認識が上がってきていると思う。
そこを日本がまだまだの日本のサッカー文化として根付かせて広げていくっていうこと。
そして、我々のパワーにもつなげさせてもらうっていうことを代表選手を中心にやっていければと思うんで、ぜひまだこれからも協力のほどをよろしくお願いしますね」
日本はたかがサッカーという扱いだが、アルゼンチンのようにサッカーが国技のような存在になっていかないとW杯では優勝できないと感じているようだ。
なお、W杯で優勝したことがある国は、ブラジル、ドイツ、イタリア、アルゼンチン、フランス、ウルグアイ、イングランド、スペインの8か国のみ。