カタールで熱戦が続いているFIFAワールドカップ。

ここでは、W杯の優勝経験がないサッカー史上に残るレジェンドたちを取り上げてみる。

オリヴァー・カーン(ドイツ代表)

誰にも負けない世界一の闘争心で一時代を築いたスーパー守護神。

W杯には1994、1998、2002、2006年と4大会に出場した。

日韓大会では全身全霊の鬼気迫るプレーで決勝に勝ち進むも、ブラジルに2-0で敗れて優勝ならず。敗戦後、闘将と呼ばれた男はまるで抜け殻のような姿に…。

当時は「(W杯)7試合で自分のミスは一度だけだった。だが、不運にもロナウドによって情け容赦なく罰せられてしまった。(指を怪我していたが)それはあのゴールとは全く関係ない。指の靭帯は裂けているが、どうでもいい。どうぜ今から休みになるんだから」とコメント。

また、決勝戦から15年たった2017年には「ヨコハマ―15年前の今日。なぜ私はGKになったのか?15年前、GKとしているのが辛い日だ」とつぶやいた。