日本人もプレーするオランダ1部エールディビジ。

フローニンゲン対ヘーレンフェーンのダービーマッチがショッキングな出来事があった。

降格圏に低迷するフローニンゲンが2点のリードを奪われるとサポーターの怒りが爆発。フローニンゲンDFイェトロ・ヴィレムスはファンたちをなだめようとしたのだが、一人の男が彼を殴りつけたのだ。

28歳のヴィレムスはフランクフルト時代に日本人とプレーしたこともある選手。

主審はこの混乱を受けて試合を一時中断させる事態に…。その後、試合は再開されたが、フローニンゲンは0-2で敗れている。

フローニンゲンFWエルフィス・マヌは「イェトロは平和を保つために介入してくれた。彼は我が相棒だ。あれは許せない。非常に残念。ひとりの人間が台無しにした。僕らは試合開始から応援してもらっていたし、サポートを感じていた。ああいうことが起きたのは残念だ。みんな感情が高ぶっているが、ああいうものはサッカー場にふさわしくない」と断罪。

ただ、ヴィレムス本人は大ごとにしたくないようだ。試合後には「自分はロッテルダム南部で育ったから、殴られても平気さ。あまり多くは話したくない」などと穏やかな表情でコメント。ただ、記者から「異常な状況だ」と聞かれると、「確かに普通ではない」とも答えていたそう。

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