サッカー元日本代表の本田圭佑が18日、近畿大の卒業式にサプライズ出演したと同大学ツイッターが明らかにした。

近年は経営者、解説者として活動する本田。

昨年のカタールワールドカップではABEMAの解説者として独自の視点から試合を分析し、ウィットに富んだ「本田節」で多くのファンを楽しませた。

そんな彼がこの日は卒業生に向けて約15分のメッセージを伝えた。

「もう将来の夢が決まっている方は手をあげてもらっていいですか」と学生に質問した本田。その後、「最初に伝えたいことは、欲望を開放しろ、限界をきめるなということです」と切り出した。

本田は「賢さ、知識、常識が、夢を持つことの足かせになっている。徐々に欲望を抑えつけているようにみなさん、若い人たちを見ていると感じます。僕からのアドバイスは、限界を決めずに欲望を開放しろと。自分の心に自分がどうしたいのかをしっかり聞いて、周りの邪魔してくる人に耳を傾けずに対話してみてください、自分と」と目標を達成するための持論を語りかけた。

最後に本田は、自身が追い込まれた際に言い聞かせている言葉を学生に贈った。

「いつかは死ぬ。生きたように生きろ。この言葉が(あるから)どんなに追い込まれても、何とかなるやろと。楽観的に、ポジティブに、今日この日まで何とか楽しく生きている、すごく大事な考え方だと思っています」と思いの丈を伝えた。

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卒業式後は5人の学生による事業計画プレゼンに、本田がアドバイスを送ったという。

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