5万人以上の人が亡くなる甚大な被害が出ているトルコ・シリア大地震。
そうしたなか、トルコでは震源地から離れた地域でサッカーのリーグ戦が再開になっている。
フェネルバフチェ対コンヤスポル戦では、犠牲者を悼むメッセージが掲げられたほか、被災した子供たちを招待。フェネルバフチェのユニフォームには被災した地域の名前が刻まれていた(背番号には顔写真も)。
Futbolcularımızın giydiği formalarda ülkemizi yasa boğan deprem felaketinden etkilenen illerimizin isimleri yer aldı.
🔗 https://t.co/TCEHUclKIY pic.twitter.com/5jBnLYNDX3
— Fenerbahçe SK (@Fenerbahce) February 25, 2023
また、サポーターたちは、地震の被災者に寄付するためにタオルマフラーや手袋、帽子などをピッチ上に投げ入れている。
Fenerbahçe taraftarları, depremden etkilenen vatandaşlarımız için sahaya eldiven, atkı ve bere attı. pic.twitter.com/Osa5MmRahc
— beIN SPORTS Türkiye (@beINSPORTS_TR) February 25, 2023
【動画】感動的!サポーターたちが被災者のためにマフラーなどを投げ込んだシーン
そして、ギレスンスポルのファンたちは、被災者支援に尽力した各国の国旗を掲揚。日本国旗もその中にあった。
B. Giresunspor taraftarları, ülkemizde yaşanan deprem felaketine yardım için gelen ülkelere teşekkürlerini sundu. pic.twitter.com/8XWvVa6KMz
— beIN SPORTS Türkiye (@beINSPORTS_TR) February 25, 2023
フェネルバフチェのノルウェー代表FWジョッシュ・キングは「トルコにとって難しい一週間だった。トルコの人々だけでなく、世界中がとても悲しんでいた。サッカーよりもずっと重要なこと。トルコが再びその傷を癒すことを願っている。命を落とした人たちを呼び戻すことはできないのは残念だ。とても悲しい。このような災害の後、これまで見たことがないほど国は一丸となっている。サッカーには競争があるが、みんなが、すべてのサッカー選手が、クラブがともに行動した。自分にとって非常に意味のあることだった。サッカーには常に競争があるが、ここで一緒になること、ひとつになることはとても重要だった。自分たちはそれを成し遂げた。悲劇を経験した人々をできる限り助けたい」と話していた。
ただ、国民はトルコ政府の対応に不満を募らせているとされており、「政府は総辞職しろ」という声が試合でも鳴り響いていたようだ。