昨年行われたFIFAワールドカップ・カタール2022を終えたあと、しばらく指揮官が不在の状況となっている韓国代表。ポルトガル人監督のパウロ・ベント氏が大会後に辞任したため、新しい指揮官を探している状況にある。

これまでメディアではホセ・ボルダラス、トルシュテン・フィンク、ヴァイッド・ハリルホジッチ、ロベルト・モレノらの名前が上がってきたものの、誰とも決定にまでは至らなかった。

強化委員会は来月のインターナショナルマッチウィークまでに新しい監督を招聘する方針であり、締切が近づいている状態にあった。

そして今回『聯合ニュース』などが伝えたところによれば、現在韓国代表が接近しているのはあのユルゲン・クリンスマン氏であるそう。

ユルゲン・クリンスマン氏は1964年生まれのドイツ人指導者。現役時代はシュトゥットガルトやインテル、モナコ、トッテナム、バイエルンなどで活躍した名ストライカーだった。

引退後の2004年にドイツ代表監督となり、自国開催の2006年ワールドカップで3位に入賞。その後バイエルンでは失敗したものの、2011年から率いたアメリカ代表では2014年ワールドカップのベスト16進出を成し遂げている。

2020年にヘルタ・ベルリンの監督を解任されてからはFIFAのテクニカルグループの一員となっており、先日のカタール大会でも分析を行っていたという。

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韓国とのつながりができたのはそのFIFAのテクニカルグループで、元代表選手のチャ・ドゥリ氏も同職を務めていたことがキッカケであったそうだ。

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