今年からサウジアラビアのアル・ナスルでプレーしているクリスティアーノ・ロナウド。
38歳になった現在も変わらぬストイックさでまた周囲を驚嘆させているようだ。
昨年末からクラブの食事指導を担当しているスペイン人の栄養士ホセ・ブレサ氏は、『Ideal』でこう話していたそう。
私も他の人たちと同じように疑問を持っていました。彼と一緒に仕事をするのはどんな感じなのか、クラブは大きく変わるのかと。
ただ、彼以上にプロフェッショナルな選手に会ったことはありませんね。彼との会話はすべて勉強になります。
私たちは、彼の食事、その重要性についての考え方、パフォーマンスのための休養について話しました。
彼はリングとリストバンドの2つのレストメーターを使っています。トレーニングには一番最初に来て、一番最後に帰る。
彼と接することは素晴らしいことですよ。
私たちにはもう何も教えられないので、クリスティアーノにはとても助けられています。彼は周囲に“学校”を作っているんです。
他の選手たちは、彼がやっていることを真似します。なぜなら、彼がやっていることは全てがパフォーマンスを向上させるために素晴らしいことだからです。
彼が来てから、選手全員がよりハードなトレーニングをし、厳しい食事制限に従うようになりました。
チェックする度に選手たちの身体組成の90パーセントが改善されているようなクラブは見たことがありません。
選手たちは脂肪を減らし、筋肉を増強し、手の届く範囲であらゆるエクササイズをする。
このクラブで働けることは贅沢なことですよ」
ロナウドはアル・ナスルの選手たちに感銘を与えており、栄養士さえも彼から学んでいるほどだとか。
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同氏は「ロナウドは史上2本の指に入る最高の選手」とも断言していたそう。