レアル・マドリーなどが主導したものの、各方面からの猛反発で立ち消えになった欧州スーパーリーグ構想。
ただ、レアルのドイツ人MFトニー・クロースは同構想に賛成の立場のようだ。
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『Einfach mal Luppen』でその理由をこう説明したそう。
「僕らはスーパーリーグを見ることになるだろう。いくつかの理由からそう信じている。
スーパーリーグの考え方は変わってきており、聞くに値する。
両方の角度から注意深く見れば、UEFAが決してサッカーファンのための心優しき人達ではないことが分かるはずだ。
そして、少なくとも2度目の試みでは、スーパーリーグには永久的な創設メンバーが存在しないため、いかなるチームも除外する計画はない。
これはスポーツトーナメントであり、オープンなトーナメントだが、UEFAではなくクラブによって運営される。
なぜなら、それらのクラブはそのためにUEFAを必要としないと信じているからだ。最低でもワンチャンスにふさわしいと思うが…。
僕らはUEFA側の意見しか聞いていないと思う。個人的にはあまりに頻繁だ。
なぜUEFAが誰も必要としないネーションズリーグを導入してもいいのか。突然、誰もそのことを尋ねなくなる。
だから、スーパーリーグのような他の提案に耳を傾けることは非常に重要だと思う。もはや僕らは耳を傾けてもらっていないような気がする。
すでにサッカーへの情熱が失われているという話はしてきたが、スーパーリーグにはその状況を覆すチャンスがあると信じている。
僕らが見ることのできる試合により熱狂と感動を与えようじゃないか。
というのも、結局のところ、自分をごまかさないようにしようよ。
『誰が毎週レアル・マドリーとマンチェスター・シティの対戦を見たいんだ?』といつも多くの人が言う。
でも、フェデラーとナダルの対戦は何度も見たら飽きるかい?自分は飽きない。それが僕の意見だ。
僕らはファンを惹きつけ、サッカーに取り戻すことができると思う。中立的なファンにも全く違う熱狂をもたらすことができるかもしれない。
なぜなら、こうした試合は、クラブのサポーターだけでなく、中立のファンも見るからだ。
そして、サッカーへの関心が薄れてきていると感じるなか、真剣にそれに取り組むのなら、またその全てを増やすチャンスになると思う」