トルコ南東部で起きたマグニチュード7以上の大規模な地震によって、トルコとシリアで3,000人以上が亡くなる大きな被害が出ている。
トルコ1部リーグのハタイスポルに所属するガーナ人FWクリスティアン・アツは、地震で倒壊した建物の中に取り残されていると報じられた。彼は2月5日の試合で決勝ゴールを決めたばかり。
古巣であるチェルシーも無事を祈るメッセージを送っている。
We're praying for you, Christian Atsu. 💙 https://t.co/KSG2YeGpP0 pic.twitter.com/KNvQExSfid
— Chelsea FC (@ChelseaFC) February 6, 2023
アツは2013-14シーズンにフィテッセでハーフナー・マイクとともにプレーしたこともある選手。
ハタイスポルのスポーツディレクターも瓦礫の下敷きになっているようだ。クラブ関係者は『beIN SPORTS』に対して、「監督とは連絡が取れなかったが、彼が瓦礫の下にいることは分かっている。アツとも連絡が取れず、彼の建物は瓦礫と化したことが判明した」と述べたとのこと。
【動画】助かってほしい…アツ、地震前日にチームを救った英雄ゴール
ポルトガル紙は、アツの生存は確認されるも、右足の怪我と呼吸困難で入院中と報じたものの、トルコの記者がそれに反論するなど情報が錯綜しているようだ。
また、2部マラティヤスポルに所属する28歳GKアフメト・エユプ・テュルカスランも瓦礫の下敷きになっている。
一部では死亡も伝えられたが、『CNN』によれば、クラブの会長は「死亡のニュースは事実ではない。救援活動中に別の地震が発生して、救援チームが撤退を余儀なくされた」とそれを否定したという。