先日行われたカタルーニャ・ダービーは、1-1の引き分けという結果で終了した。

毎回激しい試合が繰り広げられるエスパニョールとバルセロナ。大晦日の対戦では、警告がやたら多いことで知られるマテウ・ラホス主審がなんとイエローカード14枚、レッドカード2枚を乱れ飛ばしたことで話題になった。

そのような大荒れの試合は、どうやら終了後も話題に事欠かないようだ。

『Marca』の報道によれば、今回エスパニョールがこの試合の結果について不服を申し立て、スペインサッカー連盟に訴状を送ったとのこと。

その理由は、ロベルト・レヴァンドフスキがこの試合でプレーしていたことだそう。

レヴァンドフスキはワールドカップの前に行われていたオサスナ戦でピッチを離れる時、人差し指を鼻に当てるジェスチャーをしていた。

これは傲慢だという意味を示すジェスチャーであり、それは審判のヒル・マンサーノへの抗議であると解釈された。

それによってレヴァンドフスキは3試合の出場停止処分を言い渡されていたのだが、バルセロナはそれに対して上訴を行い、マドリッドの裁判所で出場停止処分の保留を勝ち取っていた。

その判断が行われたのがこのカタルーニャ・ダービーの24時間前であったこともあり、エスパニョールはこれが「異常な決定」だと訴えているとのこと。

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「予防措置を正当化するための要件が満たされていない。この判定がバルセロナに取り返しのつかない損害を与えるという話があるが、その競争相手に取り返しのつかない損害を与えることを評価していない」「この目に余る不正が我々の競争の本質を危険に晒す」として、この試合の結果に異議を唱えているという。

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