12月24~25日はイエス・キリストの誕生日を示すクリスマス。多くの国と地域でそれを祝う催しが行われる。
現在リヴァプールでプレーしているエジプト代表FWモハメド・サラーも、家族とともにクリスマスを祝っている場面の写真を投稿していた。
しかしながら、それに対して多くのネットユーザーから批判が寄せられたという。
『La Vanguardia』によれば、アラビア語のコメントはモハメド・サラーを批判するものが多かったとのこと。
- あなたはアラビアにおけるイスラム教徒のファンの多くを失うことになるだろう
- 西側諸国に頭を下げる。イスラム教徒の若者のモデルケースだ
- 異教徒の行動だ
などと厳しいコメントがあり、サラーがワールドカップでモロッコやサウジアラビアを応援する投稿をしなかったことも批判されていたそうだ。
ただ、その後エジプトのイスラム教諮問機関であるダル・アルイフタはこのモハメド・サラーの行動について声明を発表。
「イスラム教以外の祝日を祝うことは禁止されていない。これはイスラム教の過激派が言う逸脱行為ではない。
パートナーの国の休日を祝うことは良き隣人関係を作る行動の一つであり、挨拶を交わし、和やかに過ごすためのものである。
それは預言者の伝記でも実践されている高貴な人間の原則である」
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ムスリムがキリスト教の祝日を祝うことは決してシャリーア(イスラム教の法律)に反することではない…とモハメド・サラーを擁護していた。