今季限りで現役を引退した元日本代表MF中村俊輔。44歳になった彼は今後、横浜FCでコーチを務めることになる。
その俊輔がDAZNで配信されている「やべっちスタジアム」に出演した。
2017年には当時名波浩監督が率いていたジュビロ磐田に移籍。俊輔と名波氏は日本代表でともにプレーした間柄だった。
矢部浩之さんから「たまらんかったんですよ、(2人の共演を)見ていた人間にとっては。名波監督のもとで中村俊輔がプレーするっていうのが」と話を振られると、俊輔はこう話していた。
「完全に恩師ですね。
自分のことも分かっているし、まずはサッカーを楽しんでほしい感じで自由にやらせてもらった。
練習も楽しいですし、名波さんも楽しそうにいるし、グラウンドで。
違うクラブもあるんだなって感じましたね、移籍して。
また、いやすいように、松井(大輔)っていう選手を俺の近くに寄せたり、すごい気配りが…名波さん。
ご飯も連れていってもらったり、サッカーの話をしたり。
(矢部さんが名波監督は本当に男気があってと言うと)
兄貴っすね!(笑)
俺、初めてですもん。点とって監督に抱きつきに行ったの。あんなの、アニキー!でしょ(笑)」
兄貴肌の名波さんは完全に恩師だったと感謝しているようだ。
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実際、2017年の鹿島アントラーズ戦でスーパーゴールを決めた際、俊輔はベンチの名波“兄貴”に抱きついたほど。
ゴールして監督に抱きついたのは初めてのことでもあったそう。