AFCチャンピオンズリーグの東地区を制し、3度目のアジア制覇へあと一つと迫っている浦和レッズ。

西地区王者との決勝は来年2月に予定されていたが、先日AFCから4-5月へ延期されることが発表された。これにより、芝の張替え工事のため使用することができなかった埼玉スタジアム2002で無事決勝を戦えることになった。

Qolyでは先日、死闘となったACL準決勝の全北現代モータース戦で、PK戦を含め大活躍を見せた西川周作を直撃!

インタビュー後編では、ジョアン・ミレッ新GKコーチのもとで「イチから」スタートした今季、決勝進出を手にしたACLでの活躍、ファン・サポーターへの想いなどを中心に聞いた。記事ではその一部を紹介する。

(取材日:2022年11月3日)

――(前略)西川選手のSNSを拝見していて、すごく温かみがあると感じています。心掛けていることは?

僕の性格上、起こったことをしっかり考えて、次にどう生かそうかと考えているので比較的ポジティブな内容にはなります。あまりネガティブな自分が好きではないこともあるので。

当然タイミングによっては、試合に負けた後とかに更新すると嫌なコメントが来ることもあります。でも、逆にそういうのを見て「あ、そういう見方もあるんだな」とか「じゃあ次はそういうところを気を付けながら活かそう」と、ポジティブに捉えちゃう部分があります。

色々な声を自分の中に吸収しながら、でも最後は自分がしっかりピッチで恩返しをするという気持ちでやっています。

SNSはみんなに感謝を伝える場所にしたいと思っています。というのも、コロナ禍になってしまって、以前だったらファンサービスとかもあったんですけど今はもうなくなってしまって、サインを書く機会が本当に少なくなりました。

練習場に返信用の封筒が同封されて、カードとかをたくさん送ってきてくれるので、サインを書いて送り返したりするんですけど、そういうのはたくさんの方にしてもらいたいと思っています。

選手が与える影響は本当に大きいと思うので、何かファン・サポーターの中で困ったことがあったりとか、子供たちの中でもやってほしいこととかがあれば、どしどし練習場に送ってきてもらえれば対応したいなと思っています。

――しっかり伝えさせていただきます!

お願いします!声を大にして言ってください。むちゃくちゃ来たらどうしよう(笑)