グヴァルディオルのポジションやプレースタイルは?
ポジションはセンターバック。185cm、80kgとすごく長身というわけではないが、フィジカル的に強くタフで高さ強さは申し分ない。さらにスピードもあり平面での1vs1でも容易に抜くことはできない。
日本代表との決勝トーナメント1回戦でもスピードのある日本代表FW陣がグヴァルディオルを抜くことができなかった。
また、自らドリブルをしてDFラインからするする上がっていく、ビルドアップ面でも貢献できる優雅な足元を持っている。『Whoscored』はショートパスなどをStrengthとしてあげている。
左利きという貴重性も魅力だ。元ライプツィヒのSDであるマルクス・クレシェは獲得の際に「私たちはヨーロッパで最高の守備の才能の1つとサインしました。グヴァルディオルは左利きなので、選択肢がさらに広がります。彼はまだ若いですが、肉体的にも精神的にもすでに非常に成熟しています」とコメントしていた。
クロアチア代表でカタールワールドカップでもコーチを務めるイヴィツァ・オリッチは「彼は良いフィードを持っているし、技術面がありフィジカルも強い」と評価、さらにU-17代表で指導したトミスラフ・ルカヴィナはチアゴ・シウヴァと比較し彼を「自信とリーダーシップ」の面でも評価した。
つまり現代のセンターバックに求められる攻撃面・守備面をすべて兼ね備えた選手と言えるだろう。自身はセルヒオ・ラモスやフィルジル・ファン・ダイクをあこがれの選手にあげている。
カタールワールドカップではアグレッシブな守備を見せ多くのインターセプトを獲得したが、そんな姿はセルヒオ・ラモスっぽいのかもしれない。