FIFAワールドカップ・カタール2022はグループステージの試合が全て終了し、決勝トーナメント進出チームが出揃った。
グループEは日本代表はドイツとスペインを撃破して首位でグループ突破。
日本に敗れたスペインは2位で通過となったが、戦前から準々決勝でブラジルとの対戦を避けるために2位通過を狙っているという話があった。
『AS』によれば、かつてレアル・マドリーで活躍した元メキシコ代表FWウーゴ・サンチェスはこう話していたそう。
「(スペインはブラジルを回避するためにわざと日本に負けたのか)。
そう断言できる。私は現場にいなかったし、ルイス・エンリケ監督の心中は分からない。
だが、彼は準々決勝でブラジルとの対戦を回避するためのベストな策を考えていた。
確かにリスクはあるが、冒す価値はあるリスクだ。彼らはブラジルを恐れているのではなく、リスペクトしているのだ。
監督は絶対に認めないだろうがね。『相手を勝たせた』とは言わないさ」
準々決勝でブラジルとの対戦を回避するために日本に負けるというリスクを冒したと指摘。
なお、スペインのエンリケ監督は日本に敗れた後、「祝うものは何もないし、微塵も嬉しくない。首位と勝利を目指していた。ハーフタイムには日本が首位になるぞと選手に警告したが、崩壊モードに陥った。祝うものなど何もない」と激怒していた。
スペインはモロッコに勝利した場合、準々決勝でポルトガルとスイスとの勝者と対戦する。