日本代表はワールドカップ・グループステージ最終戦でスペインを2-1で撃破し、決勝トーナメント進出を決めた。
世界的な話題になったのが、田中碧の決勝ゴール。VARは三笘薫が折り返した場面でボールはゴールラインを割っていなかったと判定したが、非常に際どいものだった。
グレアム・スーネスは「ドイツ国民8000万人が発狂している。彼らはボールがアウトになっていない証拠を示す画像を待っている。ドイツはサッカー小国ではない。なぜ混乱を引き起こし、それをすぐに解決しようとしないのか。FIFAはこれほど物議を醸すものを見せないのか。なぜそれを我々に見せないのか。頼むから、すっきりさせてくれ」などと指摘。
そうしたなか、FIFAは日本のゴールが正当である理由を説明する動画を発表した。
Other cameras may offer misleading images but on the evidence available, the whole of the ball was not out of play. pic.twitter.com/HKKEot0j1Y
— FIFA.com (@FIFAcom) December 2, 2022
「日本のスペイン戦決勝ゴールは、VARがボールがアウトになっていたかをチェックした。ビデオ担当審判は、ボールがラインの上にあるか否かをチェックするためにゴールラインカメラを使った。他のカメラでは誤解を与える画像があったかもしれないが、得られた証拠ではボール全体はアウトオブプレーになっていなかった」。
ボールは横から見るとラインを割っているように見えるが、真上から見るとラインに残っている部分がある。
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このFIFAの説明を受けてギャリー・ネヴィルは「VAR審判が見ているリアルタイムのアングルや画像へのアクセスを放送局に許可したらどうだろうか」とツイートしている。