セルビアへ移籍、そしてブンデスリーガ復帰

2019年夏セルビアのパルチザンへ完全移籍。

3年契約であったが、東欧への移籍であったこと、セルビアという日本からは未知のリーグということもありJリーグへ復帰した方が良いのではないか?という声も多くあがった。1年目は23試合4ゴールをあげた。

セルビアでは2年目の2020-21シーズンに33試合18ゴールをたたき出し得点源の1人として大活躍する。

しかし、東欧らしい給与の未払い問題、不誠実な対応をもとに契約を解除。クラブ側はそれに対して「自主的に退団した」と発表、「セルビア全体に屈辱を与えた」と訴訟問題にまで発展した。

最終的に今年6月浅野側の勝訴でFIFAは裁定を終えているが、パルチザン側はCAS(スポーツ仲介裁判所に判定を委ねる姿勢をとっており「クラブに支払いの義務はない」と徹底抗戦している。

コロナ禍の中ではJFAの動画にも出演。何故か上半身裸で家でもできるドリブルをテーマに見事な足技を披露した。

その後、チームを退団した浅野はブンデスリーガのボーフムへ復帰。背番号は広島以来となる「10」となった。

2021-22シーズンのブンデスリーガではケルン戦で実に4年2カ月ぶりのゴールをあげた。

最終的に27試合3ゴール4アシストとしり上がりに調子をあげ、今季2022-23シーズンからは背番号をおなじみの「11」に変更している。