日本代表がドイツを相手に逆転勝利を収めたあと、日本時間午前1時からは同じグループのスペイン対コスタリカが行われた。
力量で上回ると目されていたスペインは、キックオフ直後から圧倒的にボールを支配し、コスタリカを押し込んでいく。
そして開始から11分、スペインが先制点を奪う。ダニ・オルモが繋いだボールをガビがバイタルエリアからふわっと浮かせて前へ。それを再びダニ・オルモが受け、鮮やかなトラップとターンからシュートを決めた。
さらに22分には左サイドからの折り返しをマルコ・アセンシオがワンタッチでシュートに持ち込み、追加点を奪取。あっという間にリードを広げた。
そして29分には細かいパス回しからジョルディ・アルバが裏に飛び出し、ペナルティキックを獲得。フェラン・トーレスがそれを決め、ハーフタイムを前にスコアは3-0となった。
コスタリカはこれ以上傷を広げないよう5バックに変えて守備を固めていたものの、もはや焼け石に水。
勢いに乗ったスペインは、55分にフェラン・トーレスが追加点を奪って4点目。フレッシュな選手を次々と投入しながら攻め込み、74分にはガビが5点目を決めた。
そして90分にはカルロス・ソレル、アディショナルタイムにはアルバロ・モラタがネットを揺らし、終わってみれば7-0という圧倒的なスコアとなっていた。
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圧巻のパスサッカーを見せたスペインは、コスタリカを全く寄せ付けず。隙のないパフォーマンスで初戦をものにしている。