史上初の中東開催となるカタールワールドカップ。

欧州主要リーグのシーズン真っ只中に行われるスケジュールのため、直前の負傷による欠場を余儀なくされた選手たちもいる。

今大会のブラジル代表に選ばれたレアル・マドリーのヴィニシウス・ジュニオールも怪我を恐れていたという。

彼はセレソン入りが確定した後、リーガの試合でより“狙われる”ようになったと感じたそう。『Reuters』のインタビューでこんな話をしていた。

「ピッチ上での出来事はピッチ上だけに留まるものだが、やりすぎだった。

ハードにやることもできるが、汚いタックルもあった。

自分とロドリゴは最後の数試合はかなり苦しんだし、怪我でW杯を欠場する最悪の事態を恐れていた」

「もちろん、怪我をすることもあるけれど、自分はチャレンジする覚悟はできている。

カリム(ベンゼマ)からは落ち着け、冷静さを保てと教えられた。相手が追いかけてくるのは怖がっているからだからってね」

レアルの同僚であるロドリゴとともにハードに削られたと感じているようだ。なお、ヴィニシウスは今季のリーガで最多となる49ものファウルを受けている。

【関連】ブラジル代表、2022年W杯メンバーから落選した5人のスター

そのヴィニシウスは「自分はもっとできることがあると信じている。ルイス・ハミルトンやレブロン・ジェームズのようなアスリートが善行をするのを見て、自分も同じことがしたい、様々な方法で人々を助けたい。誰もが選手になれるわけではないので、教育が大事。多くの人がトライしているけれど、全員が成功するわけじゃない。ブラジルの人達が向上し続けられるようにベストを尽くしていきたい」という話もしていたそう。

【厳選Qoly】インドネシアの帰化候補「150人超」に対し…帰化して日本代表になった7名