かつてチェルシーで長くプレーした元イングランド代表DFギャリー・ケイヒルが、36歳で現役引退を発表した。
2019年までチェルシーに所属していたケイヒルは、その後クリスタル・パレスとボーンマスでプレーし、今年夏に契約満了で退団していた。
その後数ヶ月にわたってフリーエージェントの状況が続いていたが、この冬のタイミングでスパイクを脱ぐことを決断したようだ。
彼は自身のSNSで以下のような声明を発表し、これまで支援してくれた人々に対しての感謝を述べている。
ギャリー・ケイヒル
「私はかつて夢見たことを達成し、信じられないほどの思い出を作ることができた。チャンピオンズリーグを制覇し、プレミアリーグで優勝し、FAカップで頂点に立ったチームやイングランド代表でキャプテンを務めた。その特権は永遠に心に残される。
また、チームメイトやマネージャーなど、縁の下で支えてくれたサッカー界の方々と素晴らしい友情を築いてきた。心から感謝したい。
選手を引退する決断を下すのは簡単ではない。この20年間毎日のようにトレーニングを行ってきた。チームの成功を助けるため、試合に向けて可能な限り高い状態になるよう努力してきた。
ただ自分の選択肢を考える時間が与えられて、多くの熟考と反省を繰り返した末、今こそキャリアの次の段階に進むべきときだと感じた。
私をサポートし、あらゆる時間でそばにいてくれた素晴らしい家族に特別な感謝をしなければならない。今私は彼らと濃密な時間を過ごす機会を得ており、それこそが私の楽しみでもある。
サッカーは常に自分が誰であるかを証明してくれた。そして自分が愛するものでもあったし、そうであり続けるが、今その一つの章が幕を下ろす。
人生の新しい章が始まるとき、後ろ向きにならず、前向きになることが重要なんだ」
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なお今後については未定で、とりあえずは家族と過ごしつつサッカーの観戦を楽しみたいと話しているそう。クリスマスを終えたあとに何をするかを決めるとのことだ。