2006W杯ではアルゼンチン、コートジボワール、セルビア・モンテネグロとのグループCを2位で突破。しかし決勝トーナメント1回戦でポルトガルに敗れています。このアウェイキットはポルトガル戦のみで使われました。

左肩から右裾にかけて国旗カラーの3色ストライプを走らせる“たすき掛け”ですが、これはオランダが初の国際試合を戦った1905年当時のユニフォームがモチーフ。つまり100年前のデザインを復活させたものでした。

オランダ国旗は世界で最初の3色旗と言われ、後に世界各国で誕生する同様の国旗に大きな影響を与えたとか。ちなみに最初の3色旗には赤ではなくロイヤルカラーのオレンジが使われていましたが、海洋上ではオレンジだと識別しにくいため、1630年に赤へ変更となっています。

2006モデルは五角形の紋章型エンブレムも特徴的。この紋章型は2006年、2008年の2つのモデルでしか使われていないので、実はレアなデザインです。

このキットは2006年W杯のほかに、本大会出場を決めたEURO2008予選でも着用。比較的よく使われていたので、わりと記憶されている一着ではないでしょうか。

そんなオランダ代表100年間の歴史を感じるクラシックな2006アウェイモデル。ディルク・カイトのオランダ語版ネームナンバーモデルが「Qoly × LFB Vintage」で入手可能です。

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