先日、32歳で死去した元日本代表FW工藤壮人。水頭症と診断された後に手術を受けたが、その後、容態が悪化して、息を引き取った。
そのあまりに早すぎる死はショッキングで、各方面から追悼メッセージが寄せられた。
そうしたなか、浦和レッズDF酒井宏樹は、このようなメッセージをSNSにポスト。
「小学生から今までの長い付き合いでした。
共にプロになり、リーグ優勝して日本代表のユニフォームも一緒に着ました。
彼の分まで戦おうなんて綺麗事言うべきではないかもしれないし、決して簡単な事じゃないですが、今までよりもうちょっと頑張ろうと思います。
勝利を届ける事が出来ず悔しいです」
酒井と工藤は1990年生まれの同学年。ともに柏レイソルのユースで育ち、同時期にトップチーム入りした盟友だ。
幼少期から知り合いだった工藤の逝去に酒井は心を痛めていたはず。酒井は横浜F・マリノス戦では工藤のためにも勝利を目指していたというが、4-1で敗れた。2人と同世代で同じく柏ユース出身の輪湖直樹(現アビスパ福岡)は「気負いしすぎるなよ」とこの投稿にコメントしている。
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J1は5日に最終節が行われ、柏はホームで湘南ベルマーレと対戦する。