リオネル・メッシを失ったバルセロナの立て直しを託されたチャビ・エルナンデス監督。
今季は大型補強を行ったものの、UEFAチャンピオンズリーグでは敗退が決まってしまった(グループステージ3位でEL行き)。
そうしたなか、『SPORT』は、チャビ監督が抱える問題のひとつにコーチ陣の人選があり、より有能で経験豊富なコーチングスタッフが必要だと指摘している。
チャビ監督のセカンドコーチを務めるのは、兄であるオスカル。彼はいい人ではあるものの、バルサのロッカールームで影響力を発揮できるような人物ではない。
また、サードコーチは地域リーグの元スカウトで、3部クラブで監督をした際には成績不振で解任されている。
さらに、フィジカルトレーナーはチャビの幼馴染で、彼もスポーツキャリア的には乏しい。そして、分析担当も下部チームでユース部門のスカウトを務めていた人物だとか。
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同紙では「バルサの選手たちからより多くを引き出すには権威と人格を備えたテクニカルスタッフが必要だが、チャビは意思決定に関しては非常に独断的」とも指摘している。
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