ミュンヘン・オリンピアシュタディオンは、1972年ミュンヘン五輪のために建造した陸上トラック付きのスタジアム。バイエルンは1972年から2005年までこのスタジアムを本拠地として使用した。
1988年の欧州選手権(西ドイツ大会)では、グループステージの西ドイツ対スペイン、決勝のオランダ対ソ連の2試合で使われ、UEFAチャンピオンズリーグでは3度の決勝の舞台となった場所。フットボールの歴史にその名を刻むスタジアムである。
鋭角なグラフィックはスタジアムの特徴であるテントのような屋根を表現したもので、かつての本拠地に敬意を表したデザイン。キットカラーはどことなくスタジアムの陸上トラックや客席、そしてミュンヘン五輪ポスターの色を想起させる。
この50周年記念ユニフォームは19日、DFBポカールのアウクスブルク戦でお披露目に。試合はスコア2-5でバイエルンが勝利し、3回戦進出を決めている。
【関連記事】カタールW杯を前に見る!2006年ドイツ大会「最高にかっこいいユニフォーム」10選