今ワールドカップで日本代表と戦うコスタリカ。

そうしたなか、FIFAは同国代表のオルランド・ガロにドーピング違反があったと指摘した。彼の所属クラブであるエレディアーノがその旨を公表している。

「10月18日、オルランド・ガロはコスタリカサッカー連盟から通告を受けた。

代表チームが韓国遠征中だった9月21日に国際機関が実施した検査の結果、FIFAのアンチドーピング規則に違反した疑いがあるとのこと。

FIFAの規定にも続き、同選手は我がクラブのサポートのもとでFIFAへの抗弁権の行使を進める見込み。

なお、FIFAの通知により、同選手はスポーツ活動を停止することなく、プレーを続行することができる。

FIFAの規則を尊重し、手続きと機密保持の原則を守るべく選手と機関の双方ともその進展に言及することはしない」

22歳のガロは今W杯予選にも8試合出場した選手。韓国遠征では韓国戦には出場しなかったが、ウズベキスタン戦にはフル出場していた。

ドーピング検査では無作為に選ばれた15人から採取が行われたそう。ガロから検出された違反物質は、アナボリックステロイドであるクロステボルの代謝物とされている。

現時点ではFIFAの決議待ちだが、彼がワールドカップに出場できるのか、現地では不安視されているようだ。

【関連】日本代表、2022年W杯出場が危うくなった4人の選手

同様の違反例では、ピアスの傷を治すためという正当な理由があったものの、2年間の処分を受けたケースもあるという。

【厳選Qoly】インドネシアの帰化候補「150人超」に対し…帰化して日本代表になった7名