マンチェスター・シティとともに近年のサッカー界で強さを見せつけてきたリヴァプール。
だが、今季は公式戦9試合で3勝4分2敗と苦しんでいる。そうしたなか、ユルゲン・クロップ監督は、クリスティアーノ・ロナウドとリオネル・メッシとを引き合いに出しつつ、こう述べていた。
「いまのロナウドが自信満々だと思うかい?
それは我々全員に起きることだ。昨季のメッシもほぼ同じだった。
正しい方法に進む必要があり、準備が整えば、また戻る…。
我々は正しいことをやるためにもう一度辛抱強くなる必要がある。そうすれば、またよくなるはずだ」
ロナウドはマンチェスター・ユナイテッドで控えに転落しており、メッシもPSG1年目の昨季は適応に苦しんだ。クロップ監督は、彼らのような存在でも自信喪失しかけることがあり、いまの自分たちも同じような状況にあると説明していたようだ。
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また、今季のリヴァプールはクリーンシートが2度しかなく、守備に苦しんでいる。クロップ監督はそのことについては、「守備は“アート”なんだ。ずっとうまくいっていた。だが、うまくいかなくなった時には基本に立ち返らなければいけないことに気付かされる」と話していた。