バイエルン・ミュンヘンが10連覇中のブンデスリーガ。だが、今季は少し様相が違う。
第7節終了時でバイエルンは5位に甘んじており、ウニオン・ベルリンが首位に立っているのだ。
日本代表MF原口元気も所属する同チームは5勝2分と唯一の無敗をキープ。ウニオンはこのまま優勝まで果たすことはできるのか。
『Sport Bild』によれば、元ドイツ代表ミヒャエル・バラックはこう述べていたそう。
「基本的にはリーグについて公言するのは厚かましい話さ。特にバイエルンのような長年支配してきた強敵が相手ならね。
でも、夢見ることは許される。なぜいけないのか。
サッカーでは何でも起きうる。過去がそれを証明しているよ。
自分も昇格チームだったカイザースラウテルンで優勝した1998年にそれを経験した。2016年にプレミアリーグを制したレスターの例もある。
ある時点で自分たち自身を熱狂に巻き込む。あの時の自分たちもレスターもそうだった。
(ウニオンの)プレースタイルは好きだ。プレー面だけでなく、フィジカルやタックルもうまく組み合わさっている。
さらに、チームのメンタリティもいい。サッカーで成功するのはいいことさ、ファンはそれに共感する。とても大事なことだ。いつもティキ・タカである必要はない。
(ウニオンは)この3、4年ほど非常にいいシーズンを送ってきたし、常に成長してきた。その上に成り立っている。それが力を解き放つんだ。特に首位に立った時にね。
ウニオンには最高の監督であるウルス・フィッシャーがいる。彼は冷静かつ客観的だが、必要な時には怒鳴る。
マネージメントスタイル的にはクラシックな監督だが、内容も素晴らしい。それが中長期的な成功につながるはずだ。
ウニオンとフィッシャーは手袋のように合致している。さらに、クラブはしっかりと管理されており、体勢も整っている」
かつてのカイザースラウテルンやレスターのように優勝できる可能性は十分あると支持!
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ウニオンはインターナショナルマッチウィーク終わりにフランクフルトと激突する。日本人対決にも注目だ。