ローマ一筋にキャリアを捧げた元イタリア代表フランチェスコ・トッティ。
『Corriere della Sera』で長年連れ添ったイラリー・ブラージさんとの破局を説明したという。トッティはノエミ・ボッキさんとのロマンスをすっぱ抜かれたが、最初に裏切ったのは妻のほうだと述べた。
「最初に裏切ったのが自分だというのは事実ではない。
このことは話さないと言ったし、そうしてきた。だが、この数週間であまりに多くのデマを読んだ。なかには子供たちを傷つけるものもあった。
本当の危機は昨年3月から4月に起きたが、私はずっと苦しんでいた。困難な時期にあった。
まずは現役引退、それから、父が新型コロナで亡くなり、私自身もコロナで15日ほど苦しんだ。
だが、一番必要だった時に妻は私のそばにいなかった。
(とはいえ)別れる時はお互い様だ。私ももっと彼女に寄り添うべきだった。
昨年9月に私にも噂が入り始めた。『イラリーに別の男がいる』と。
(妻の携帯をチェックすることは)20年で一度もしなかったし、彼女も私にすることはなかった。
だが、信頼する人達から警告され疑い始めた。彼女の携帯を見るとイラリーと男を仲介する第3者がいるのが分かった。『ホテルで会おう。そのほうが賢明だ』というようなものだった。
過去にも噂はあった。彼女にも私にも。だが、それは本当に噂にすぎなかった。
(今回は)証拠があり、事実だった。それで鬱になってしまった、眠れなくなった。
何事もないように装ったが、自分が自分ではなく別人になってしまった。
ノエミのおかげでそこから抜け出せたんだ。それまでの私たちは友人だったが、年明けから話が始まった。私とノエミの話が生まれる前からイラリーは他の男と会っていた。
イラリーとは法廷闘争になるのではないかと思う。まだ和解できることを望んでいるので、いまは黙る」
イラリーさんの不倫で鬱になったが、それを今の恋人が救ってくれたと釈明。
自分もイラリーさんのそばにもっといるべきだったとしつつ、裁判になる可能性も示唆していたとか。