アーセナルの下部組織で育ち、次世代のエースストライカーと期待を受けていたフォラリン・バログン。トップチームではなかなか出番を得ることができず、今夏は退団が噂されていた。
そしてシティからガブリエウ・ジェズスがやってきたことからポジションが埋まり、フランス・リーグアンのスタッド・ランスへ期限付き移籍することになった。
これが功を奏したのか、今季はすでに6試合で5ゴールと大爆発。伊東純也との2トップも冴えを見せており、「次世代のエース」と呼ばれていた才能を見せつけている。
彼は『Amazon Prime Video』のインタビューに対して以下のように話し、ラカゼットの勧めによってフランスにやって来たと明かした。
フォラリン・バログン
「ラカゼットは素晴らしい選手だよ。彼がアーセナルにいたとき、いつもアドバイスをくれたよ。常に僕が進歩し、改善するように助けてくれて、テクニックを教えてくれた。
彼との話はよく覚えているよ。いつも言われたんだ。『君はリーグ・アンに行くべきだよ。そこで上手くやれるはずだ』とね。
彼はサッカーに精通している。僕の代理人になるべき人物かもしれないね!
僕はキャリアの全てをロンドンで過ごしてきたから、フランスに来たときは違う経験になるだろうとわかっていた。フランス語はわからなかったし、まだ学んでいる段階だ。
ただ、僕にとっては素晴らしいステップだ。安定した場所を抜け出して、自分自身に挑戦を叩きつけるときだ。
それが移籍した理由だよ。上手く行けば、僕にとって素晴らしいものになるだろうし、報酬を受け取れるはずだよ」