近年、低迷状態にあるマンチェスター・ユナイテッド。
サー・アレックス・ファーガソン監督が指揮した時代はプレミアリーグ最強の座に君臨していたが、26年あまりチームを率いた同氏の退任後は苦闘が続いている。
F1で8年連続コンストラクターズチャンピオンを獲得中のメルセデスを率いるトト・ヴォルフ代表はそれを教訓にしているという。
『Financial Times』のインタビューで、ファーガソン時代のユナイテッドに触れつつ、こう述べたそう。
「偉大なチームが偉大なタイトル獲得を繰り返し続けることができなくなった理由を研究した。
どのスポーツでも世界タイトルを8連覇したチームはどこにもない。
それには多くの理由があるが、核となるのは人間だ。
人間というのは自己満足するもの。以前と同じようなやる気がなくなる。野心的でもなくなるかもしれない」
勝ち続けているメルセデスが同じ轍を踏まないように、ファーガソン退任後のユナイテッドの失敗を研究したんだそう。
具体的にどんなことに取り組んだのかも知りたいところだが…。