この夏、リーズからバルセロナに移籍したブラジル代表FWラフィーニャ。
プレミアリーグの列強クラブも彼の獲得を狙っていたが、クラブ間ではチェルシーと合意に達していたようだ。
リーズのオーナーであるアンドレア・ラドリッツァーニ氏は『The Athletic』のインタビューでこう明かした。
アンドレア・ラドリッツァーニ(リーズ オーナー)
「個人的には成立していた、チェルシーとの取引が。
取引した場合、約束は守るものだ。
チェルシーのオーナーであるトッド・ボーリーのところに戻って、立場を変えるのは恥ずかしかった。
自分にとっては無礼なことだったし、正しいことではなかった。だが、私には選択の余地はなかった。
彼を売らないと決められるなら、そのほうがよかった。
だが、自分には選択の余地はなかった。我々にとっては、ラフィーニャを残すよりも6人の選手を買うほうが大事だったからね」
「トッテナム、アーセナル、チェルシー、バルセロナから関心が寄せられていた。合意した最高の取引はチェルシーとのものだった。
その後、最後に出てきたバルサとの契約は、最終的には構成(条件?)がほぼ一緒になった。
ただ、時間がかかったし、大変だった。とはいえ、6選手を獲得する必要があったので、選択の余地はなかった」
「(バルサから移籍金を得られると確信しているか)
9月2日まで待って話そう。
もしそうならなければ、バルセロナについて世界中のメディアに話すことになる。だから、分からない」
一旦はチェルシー移籍で合意しており、それを反故にすることは恥ずかしかったという。
なお、ラフィーニャ本人はバルサ移籍を熱望していたとされている。