昨季途中からトッテナム・ホットスパーの指揮を執っているアントニオ・コンテ監督。その練習での厳格さは有名だ。
そして先日は韓国のソウル・ワールドカップスタジアムで公開トレーニングを行い、そこでは30度の暑さの中で3部練習を実施した。
一連のドリルを行った後で10対10の試合を行い、それほど休息も取れないままでかなりの数のダッシュ。ソン・フンミンがピッチに倒れて動けなくなる場面が話題になった。
It would be fair to say Antonio Conte and his team have absolutely beasted the #THFC players in today’s training session 🏃♂️
— The Spurs Web (@thespursweb) July 11, 2022
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そのアントニオ・コンテ監督のトレーニングについて、アレッサンドロ・デル・ピエロが『ESPN』で以下のように話していたという。
アレッサンドロ・デル・ピエロ
「私もソン・フンミンのように、アントニオ・コンテ監督のトレーニングで倒れていた一人だよ。
アントニオとは一生懸命に働かなければならない。それ以外に方法はない。彼はタフな男で、体力トレーニングに熱心だ。
私もフィラデルフィアでのプレシーズンで同じ経験をした。気温も何度だったかわからない。7月下旬のアメリカだ。思い返すと恐ろしい。
それが彼のやり方なんだ。それが精神的な強さをもたらし、自分の可能性の限界に挑戦できる。
プレシーズンで一緒に働き、そして一緒に死ぬ。それが本当の試合に生きてくる。これぞメンタリティというものだ」