今夏バルセロナからマンチェスター・ユナイテッドへ移籍するのではないかと言われているオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨング。

しかしながらその取引はかなり遅れているとのことで、先日はバルセロナのジョアン・ラポルタ会長も「彼は売り物ではない」と発言するなど、状況が不透明になっている。

『Sport』が伝えたところによれば、その取引が遅れている原因はフレンキー・デ・ヨングの「未払い分給料」の扱いであるとのこと。

バルセロナは新型コロナウイルスの影響で収入が減少した際、選手に「給与の支払い延期」を求めた。

それは当面の給与を下げるかわりに、後々の給与に反映して支払うという条件であったという。

フレンキー・デ・ヨングはその分がおよそ2770万ユーロ(およそ38.1億円)ほど残っているのだとか。

デ・ヨングの基本給は年1400万ユーロ(およそ19.3億円)だったが、2019-20シーズンは300万ユーロ(およそ4.1億円)、2020-21シーズンは900万ユーロ(およそ12.4億円)しか受け取っていなかった。

それもあって今季は1800万ユーロ(およそ24.8億円)の給与が受け取れる予定で、さらに忠誠ボーナスとして970万ユーロ(およそ13.3億円)が加えられるはずだったという。

バルセロナはこの延期分をマンチェスター・ユナイテッド側に支払ってほしいと求めたものの拒否されたため、現在交渉が停滞した状況にあるとのこと。

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なお、『Revelo』によればチェルシーもフレンキー・デ・ヨングの獲得に向かっており、マルコス・アロンソ&セサル・アスピリクエタとのトレードという可能性もあるそうだ。

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