今季の基本システム

まずは、直近リーグ戦5試合での基本システムおよびメンバーを見ていこう。

守護神はU-21代表の佐々木雅士が務め、3バックは右から対人戦に強さを見せる高橋祐治、成長著しい上島拓巳、サイドバックにも対応する古賀太陽。

ウイングバックは右がセンターバックと兼務する大南拓磨または上下動が光る川口尚紀で、左は正確なクロスを武器とする三丸拡が不動の存在として君臨している。

中盤はアンカーにフィルター役の椎橋慧也が入り、インサイドハーフは右に攻撃の中心としてチャンスメイクを担うマテウス・サヴィオ、左が豊富な運動量で攻守に貢献する戸嶋祥郎というバランスの取れた組み合わせ。

最前線は抜群のスピードでピッチを駆ける小屋松知哉と得点源として牽引する細谷真大が2トップを形成する。

“スピードスター”小屋松

この両名が抜きん出ている印象だが、ルーキーながらインパクトを残す森海渡、森と同じく下部組織出身の升掛友護、真家英嵩やベテランの武藤雄樹も控えており、様々なチョイスが可能である。