今月1日から開幕を迎えたU23アジアカップ2022。21歳以下のチームで参戦した日本代表は、ベスト8で韓国代表を相手に勝利を収め、準決勝に進出した。

相手はこの大会のホスト国であるウズベキスタン。ファンによる投石事件があったことから、今試合は観客を入場させることが禁止されていた。

ただ、一方の日本代表も13日から新型コロナウイルスの感染者が続出し、この試合では18名しかベンチに入ることができず。

それもあってか、試合は序盤から日本代表にとって厳しいものだった。

ウズベキスタンは、鈴木唯人や細谷真大などの攻撃陣に激しくコンタクトプレーを挑み、ボールを収めさせない。また縦を切ったところからの横パスを狙って奪い、鋭くカウンターを仕掛けてくる。

そのディフェンスでペースを握ると、前半途中からはかなりプレッシングラインを上げ、日本代表の最終ラインにビルドアップを許さない。

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そして後半に入って15分、思ったように試合を進められない日本代表はついに失点を喫してしまう。

チェイス・アンリが前に出てボールを奪いきれなかったところを利用され、ホシモフが中央を持ち込んでパス。それを受けたジャロリディノフが左足を振り抜き、強烈なドロップミドルシュートをゴール左に叩き込んだ。

見事な得点を許してしまった日本は78分に中島大嘉を投入してロングボールから打開を図るも、同点弾に至らず。

そして後半終了間際には逆に失点。ロングボールをノルチャエフが落とし、さらにそれをサポートしたホルマトフがスルーパス。スペースに抜け出したノルチャエフがシュートを放ち、ゴールに決めた。

これでスコアは2-0。ウズベキスタンが日本代表を相手に勝利を収め、決勝戦へと駒を進めることに成功した。

一方日本代表はこれで3位決定戦へと臨むことになり、18日の日本時間午後10時からオーストラリアと対戦する予定となっている。

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