今季、フランス・リーグアンで大ブレイクを果たしたDFジョナタン・クロス。RCランスの右ウイングバックとして活躍し、29歳にして初めてフランス代表に選ばれた。
強烈なオーバーラップと正確なクロスによって5ゴール11アシストを記録した彼は、今夏多くのクラブから関心を持たれているという。
そして『Le Parisien』のインタビューによれば、クロスは自ら「アトレティコ・マドリーと話している」と明かしたそうだ。
ジョナタン・クロス
「今は僕のキャリアの重要な瞬間だ。できるだけ多くのことを考えていきたいと思う。
移籍するために移籍したくはない。適切な瞬間でなければそれはやるべきでない。
両親やガールフレンドとは話をした。間違った選択はしたくない。誰もが自分の意見を述べているし、我々は物事を前進させるために話し合いをしているよ。
今、アトレティコ・マドリーと連絡を取り合っている。ただまだ決断を下すところまでは進んでいない。
オファーがテーブルにまだないからね。議論が続いているだけだ。何か重要なことが起こったら、ランスと時間をかけて話をしたい。すべて落ち着いているよ」
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かつては郵便局でアルバイトをしたり、精肉店でソーセージの肉詰めをしていたり、サッカーから離れることも考えていたというクロス。30歳を前にしてステップアップを果たすことができるのだろうか。