玉田 圭司
試合日時:2006年6月22日
試合結果:1-4●
本当の意味で、真剣勝負のブラジルから奪った唯一のゴールといえるだろう。
2006年大会の日本代表は、グループステージの初戦でオーストラリアに残り10分から逆転を許し敗戦。続くクロアチア戦も引き分けたためブラジル相手に勝利が求められる厳しい状況だった。
当時のブラジルはロナウド、ロナウジーニョ、カカ、アドリアーノらがいた史上最強レベルの布陣。絶望的にも思えたが、前半、カウンターから玉田が左足で稲妻のようなシュートを突き刺した。
この日本の先制ゴールは世界を驚愕させ“奇跡”も予感させた。だがこの一撃は眠れるライオンを目覚めせることとなり、試合は大敗となっている。