今シーズン限りでレアル・マドリーとの契約が満了になるウェールズ代表FWギャレス・ベイル。
トッテナムから加入してから9年が経ち、このところは怪我の影響もあってほとんど出場機会が与えられない状況になっていた。
さらにウェールズ代表ではプレーしていることからレアル・マドリーにモチベーションがない状態だとも伝えられており、ファンやメディアから大きな批判を受けていた。
そして今回ベイルは自身のSNSで以下のように書き、今夏でレアル・マドリーを退団することを示唆した。
ギャレス・ベイル
「このメッセージを書いた理由は、過去から現在に至るまでのチームメイト、監督、スタッフ、そして僕を支えてくれたファンに感謝したいからだ。
9年前、レアル・マドリーでプレーしたいという夢を実現させたい若者としてここにやってきた。
汚れ一つない白いユニフォームを着て、胸にエンブレムを抱いて、サンティアゴ・ベルナベウでプレーし、タイトルを獲得し、チャンピオンズリーグを制覇したチームの一員になった。
僕は今、それを振り返って、反省して、正直になることができる。夢が現実になり、思い描いたもの以上のことが実現できた。
このクラブの歴史の一部になった。レアル・マドリーの選手として達成したものは素晴らしい経験であった。決して忘れられないものだ。
またフロレンティーノ・ペレス会長、ホセ・アンヘル・サンチェス氏、そしてこのクラブでプレーするチャンスを与えてくれた理事会にも感謝したい。
このクラブとともに、サッカーの歴史の中で永遠に生きる瞬間を作り出すことができた。とても光栄だった」
多くの実績を残しながらも、最後は追われるようにチームから去ることになるベイル。ただ大事なところでゴールを奪った勝負強さと貢献が忘れられることはないだろう。