2021-22シーズンが終了したベルギー1部リーグ。伊東純也が所属するヘンクはメヘレンとの最終戦に0-0で引き分けた。
『VRT』によれば、この試合で恐怖の事件が起きていたという。ゴール裏の同じエリアにいたメヘレンのサポーター14人が試合中に突如体調不良に陥った。被害を訴えたのは、成人と未成年の男女。
その後、警察は体調不良を訴えたサポーターたちの体に注射跡があるのを確認し、「ニードル・スパイキング」事件として捜査を始めた。
「ニードル・スパイキング」は、外出先などで針を刺され、何らかの薬物を注射されて体調不良を起こすもの。
警察当局は「第一所見は明確。被害者の証言も明確で、しっかり説明されている。注射痕があり、体調不良を起こしたという点で医学的所見も明確で、医学的に立証された」としている。
最初の毒物検査ではドラッグの痕跡は発見されず、他の物質を検出するための血液と尿の検査が行われている。
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警察はカメラ映像や目撃者の証言で捜査を進めるというが、時間を要する可能性もあるようだ。