今季限りでパリ・サンジェルマンとの契約が満了を迎える予定のアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリア。
先日は「イタリア・セリエAのユヴェントスにフリーで移籍することに合意した」という報道もあり、夏の去就が注目されている。
『Le Parisien』のレポートによれば、彼は現在「パリ・サンジェルマンに裏切られた」と感じているという。
7シーズンをパリ・サンジェルマンで過ごした彼の契約には、実はクラブの選択に依存する1年延長のオプションが付随していた。
しかしながらパリ・サンジェルマン側はそれを行使せず、まだ去就が完全に決まっていないことから長く所属してきた彼に敬意を払うセレモニーも予定されていない。
ディ・マリアは家族がパリで満足した生活を送っていることから契約の延長を求めていたものの、クラブ側の心の変化と敬意の欠如に「裏切られた」と感じ、激怒しているという。
ただ、ディ・マリアはできればパリ・サンジェルマンに残りたいという意思が変わることはなく、残留できる可能性を探っているよう。
しかしながら、その希望はパリ・サンジェルマンのスポーツディレクターを務めているレオナルド氏が解任されなければ実現しないだろうと予測されている。