弱冠10代にしてワールドカップ優勝を成し遂げたフランス代表FWキリアン・エムバペ。
代表の顔でもある彼とフランスサッカー連盟(FFF)との対立が顕在化していると『Le Parisien』が報じている。
その発端は今年3月にFFFのスポンサーが行ったフォトセッションへの参加をエムバペが拒んだこと。
エムバペ側は集団的肖像権が悪用されているとして、代表スポンサーのPRに自らの画像を提供することを拒否しているという。
彼と彼の弁護士は、選手が自らの価値観や理想に従い、参加するキャンペーンを選べるように要求しているとのこと。
エムバペ側は、ジャンクフードや賭博をPRするFFFのスポンサー(ケンタッキーフライドチキン、コカ・コーラ、オンラインギャンブル会社のBetclic)に自らの画像を提供したくない意向があるそう。
また、エムバペはFFFのノエル・ルグラエ会長の発言にも不快を募らせているようだ。同会長は選手がFIFAやUEFAの大会に出場した際に受け取れる額について話すなかで、「エムバペがオペレーションを受け入れなければ、彼は金を受け取れないだけだ。選手はFIFAが出す額の3割を得ている」などと述べている。
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