今年3月に中断していたウクライナ・プレミアリーグの2021-22シーズンが、この度開催中止されることが決定した。
2月24日に始まったロシアによるウクライナ侵攻の影響で試合が行えなくなり、中断を余儀なくされていたプレミアリーグ。
公式サイトによれば、今回行われた協議によって2021-22シーズンはそのまま開催中止の扱いになることが決まったという。
そして、結果については現在の順位表がそのまま最終結果となるものの、優勝トロフィーについては授与されないという。
1位となったのは現在本拠地があるドンバス地方に戻ることができずにいるシャフタール・ドネツク。
そして2位になったのがロシアによる侵攻で大きな被害を受けた首都キーウに本拠地を置く名門ディナモ・キーウとなった。
この両クラブは先日、戦争によって大きな被害を受けてしまった人々に寄付を行うためのチャリティーマッチを行い、資金を調達していた。
なお、ウクライナ・プレミアリーグは現在来季のスタートをどうするかという点について議論するためのワーキンググループを招集しているという。
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例年では7月から8月にシーズンの開幕戦が行われる。願わくば、それまでにこの戦争が終結を迎えていることを祈りたい。