オーナーのロマン・アブラモヴィッチ氏が英国政府から制裁を受けたため、選手との契約を更新することができないチェルシー。

そのため、今夏のマーケットまでに新しい所有者が見つからなければ、契約が最終年度となっている選手はそのまま退団となってしまう。

今回はそんな「チェルシーにいる契約最終年度の選手」をご紹介する。

アントニオ・リュディガー

リュディガーがいない時にチェルシーのディフェンスは苦戦している。しかし、彼の契約は今季限りで満了を迎える。クラブとしてはこのような存在を手離したくはないのが当然であるが、その見通しはかなり難しくなっているようだ。

レアル・マドリー、バルセロナ、マンチェスター・ユナイテッド、バイエルン・ミュンヘン、パリ・サンジェルマン、ユヴェントスなど多くのクラブが彼の去就に注目しており、リュディガー自身はチェルシーからの2回の新契約の提示を拒絶し、トゥヘル監督に退団を宣言した。

しかもロシアによるウクライナ侵攻の影響でクラブが制裁を受けているため、3回目の契約条件を提示することすらできない。