佳境を迎えているUEFAチャンピオンズリーグ。
王者チェルシーはレアル・マドリーとの準々決勝に2戦合計4-5で敗れ、敗退が決まった。
1stレグを1-3で落としていたチェルシーだが、敵地での2ndレグでは躍動。3点を奪って逆転突破に近づくも、その後2点を奪われて万事休すとなった。
2点目のゴールを決めたチェルシーDFアントニオ・リュディガーは試合後にこう述べている。
アントニオ・リュディガー(チェルシーDF)
「ポジティブなのは、自分たちが諦めなかったことだ。自分たちがやったようにここでレアルを支配できるチームは多くない。
ただ、2試合を通じて、自分たちがやったようなミスをしてしまうと、そこを突かれてしまう。
ゲームプランは自分たちの"10番”を見つけることだった。
ルベン(ロフタス=チーク)とメイソン(マウント)がカゼミロの間に入り、スペースを見つける。それができたし、ゴールも奪えた。
自分たちにとっては死に物狂いの試合だった。
試合前にチェルシーが3-0でリードすると思えた人は少なかったはずさ。
だが、ルカ・モドリッチとカリム・ベンゼマによって、レアルの一流の個人技が露わになった」
ゲームプランがうまくハマったものの、モドリッチとベンゼマにやられてしまったと感じたようだ。
ベンゼマは値千金のゴールを決めたほか、必殺のアウトサイドキックでアシストも記録したモドリッチはマンオブザマッチに選ばれている。
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そのモドリッチは「監督が素晴らしい交代を行い、投入された選手がすごいインパクトをもたらしてくれた。タフな試合になると思っていたよ、チェルシーは対戦するのが最もきつい相手だからね。友人であるマテオ(コヴァチッチ)がいるから、よく試合を見ているんだ。チェルシーはとてもタフでフィジカルでコンパクトなチームさ」とアンチェロッティ監督の采配を讃えていた。