今年は年末に4年に一度のビッグトーナメント、FIFAワールドカップが行われる。それを前に英国ではギャンブル広告に規制が入ることになった。

『Guardian』によれば、英国ではスポーツ選手やリアリティ番組のスターを起用したギャンブル広告が禁止されるという。

18歳未満の若者や弱者を守るための新たな規則が10月から施行され、ギャンブルやベッティング企業はプレミアリーグのスター選手やSNS界のスターを広告で起用することが禁止される。

かつてはクリスティアーノ・ロナウドやジョゼ・モウリーニョらを起用したマーケティングがされてきたが、10月以降は許可されなくなる。

今年11月にカタールでW杯が開催されるが、同トーナメントはギャンブル業界にとって大きなイベントになっているため、その開幕前に規制をかけるとのこと。

現在でも英国では25歳未満の人物をギャンブル広告に起用することはできないが、18歳未満に大きな影響力を持つ有名人たちの起用も禁じる施策だ。

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また、新たな規則では、特定のサッカーチームのユニフォームやスタジアムでの広告表示も禁止されるほか、若者に人気のビデオゲームのコンテンツを使った広告も禁じられる。

ただし、英国の広告規制を行う広告基準局には、ギャンブル企業がチームスポンサーになること自体を規制する権限はないとのこと。

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