2日に行われたJ1リーグ第6節の湘南ベルマーレ対サンフレッチェ広島は、0-1で広島が今季の初勝利をあげた。
後半に決勝ゴールを決めたのはルーキーのFW満田誠(みつたまこと)。これがJ1での初ゴールとなった。
広島ユース出身で流通経済大学を経て今年広島に戻ってきた22歳のアタッカーは試合後、その喜びを語ると共に日本代表への野心も口にした。
満田誠(サンフレッチェ広島FW)
「(藤井)智也君が縦に(ドリブルで)行った瞬間、最初はファーにふんわりしたボールが来るかなと思ったんですけど、角度的にはどちらかといったらマイナス気味に来るのかなと。
シュートまでの道筋が見えていたので(浅野)雄也君に「スルー」って声をかけて。後はもう当てるだけでゴールを決めることができました。自分のイメージ通りにゴールを決められたのかなと思います。
(同世代で日本代表のGK谷晃生から決めたが?)
別に相手選手を意識してるわけじゃないですけど、先日ワールドカップの組み合わせも決まって、(本大会まで)全然まだ期間があるので自分もチャンスだと思ってます。
そういった代表に選ばれているGKから決めることができたのは、自分にとって本当に大きな経験になるのかなと思います」
FW登録ながら満田は現在、左サイド(ウィングバック)でプレーしている。
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左サイドは日本代表でも最激戦区の一つであるが、満田はここから本大会までにその争いに加わっていけるだろうか。